卒業後も活用できる!大学で学べる心理学4選

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心理学ってどんな学問?

日常で「心理学」という学問を目にしたり聞いたりすることは多いと思います。では具体的に心理学はどういった学問なのでしょうか?心理学は人間の感情や行動のメカニズムを研究する学問です。人の心の動きを知ることで、主に人間関係やメンタルケアに役立てることができます。

心理学は大学で専門的に学ぶことができます。大学によって呼び方は様々ですが、大きく4つの専門に分けることができます。

大学で専攻できる主な4つの専門分野

【社会心理学】

社会心理学は、人間の社会活動や相互的な影響関係を研究します。集団心理や群集心理に加え、日常生活での人の心と行動について実験や調査を行います。

【認知心理学】

認知心理学は人間の認知部分、つまり知覚、記憶、思考、言語、学習などといった機能の働きの解明を目指します。

【臨床心理学】

臨床心理学は精神医学や精神病理学の分野で取り扱われます。うつ病や不登校、ひきこもり、いじめなど人間関係の悩みに対して、その原因を探り、心の回復を支援するための専門知識や技法を学びます。

【発達心理学】

発達心理学は人間の成長における心の変化を研究します。人の心の発達段階を乳児期、児童期、青年期などに分類します。カウンセリングや教育現場で活用されています。

卒業後どういった将来に結びつくのか

専門的に学んだ心理学は大学卒業後、様々な場所で活かすことができます。医療や福祉の現場では公認心理士や臨床心理士、心理カウンセラーに代表されます。また、一般企業でも人事部や労務部など、社員のメンタルヘルスに関わる部署では大いに役立てることができるでしょう。

ストレスとは切っても切れない現代社会で、人の気持ちや己の心の動きについての知識を活用し、よりよい人生を作っていきましょう。

コロナ禍で犯罪が増えている中、犯罪心理学を学びたい人が増えています。今、そういったことを学びたいと思っている高校生や浪人生などは、心理学の大学へ行くと良いでしょう。